2011年10月1日土曜日

仙台帰省と、山形、狸森焙煎所へ。


だんだんと秋も深まってゆくというのに、また夏休みの話を…。

3月に亡くなっただんなさんのおじいちゃんの初盆で、今年のお盆は仙台に帰ってきた。3月頭のお葬式以来、久し振りに顔を合わせる親戚たち。あのお葬式の後すぐに、あんな大災害が起きるとは夢にも思わず、仙台に住む親戚がみな無事だったことを、改めて尊く感じた。

娘は相変わらず天真爛漫にはしゃぎ、皆を笑わせていたけれど、帰る日になって、最後におじいちゃんのお仏壇に手を合わせていると、突然下を向いて、しくしく泣き出してしまった。びっくりして、「どうしたの?」と聞くと、俯いたまま。「おじいちゃんとさよならするのが寂しいの?」と聞くと、うん、うん、とうなづく。その後、皆と別れるときに親戚が手を振っても、いつもなら笑顔で手を振り返すのに、俯いて泣いたまま。車に乗っても30分くらいしくしく泣き、最後には声を出してわんわん泣いていた。「離れるのが寂しい」という、そんな気持ちが出てきたのだなあと驚きながらも、その心の成長を嬉しく思う。




その後向かったのは、山形。ずっと行きたいと思いながら、なかなか足を運ぶことが出来なかった、友人夫妻のロミくんとのんちゃんが営んでいる「狸森焙煎所」を訪れることが目的。ロミくんは、だんなさんと同じ珈琲教室で学んだ仲間の一人。奥さんののんちゃんに「うちに来る前にひろすけ童話の『浜田広介記念館』によってきたらどうですか?」との提案を頂き、寄ってみることに。広い敷地に、変わった形の円屋根の建物。川も流れていてとても良い気持ち。



浜田広介は、「泣いた赤おに」が特に有名。こんな看板も。


お父さん、ちょっと見て来てよ。「おーい、青鬼くん、いますか?」

館内では、展示を見たり絵本のスライドをみたり娘も楽しく過ごし、お土産に広介さん作、いわさきちひろさん画の「あいうえおのほん」を買って、名残り惜しくも記念館を後にした。そのまましばらく車を走らせ、狸森焙煎所を目指す。


上山市に入り、山道の国道を進み、トンネルをいくつか抜けると、
見つけた!狸森焙煎所。素敵な看板!


こんな可愛いポスト発見。

お店は盛況で、しばらく二人が接客するのを横目に見ながらお店を観察させてもらう。


ちょっと小腹が空いたので、デザートをオーダー。焙煎士ロミくんによる深みのある珈琲に、のんちゃんお手製の美味しそうなガトーショコラ!


みんなで食べようかと思ったのに、ほぼノノコさん独り占め…。

このあと、お店が閉まるまで、おすすめの「くぐり滝」に行き、(その様子はこちら )温泉にも入って身も心も癒されてお店に戻ると、何と美味しそうな夕食が用意されていたのだった!


続きはまた次回。


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