2011年1月7日金曜日

寺家ふるさと村のこと


引っ越してきて嬉しかったことの一つは「寺家ふるさと村」に自転車でも行けるくらいになったこと。ここは横浜市になるけれど川崎市や町田市とも隣接している地域で、開発されていない自然のままの里山が広がっている。水田や溜池、散策のできる小山などもあり、近くには住宅地も隣接しているのに、ここだけは昔ながらの田園風景が広がっている。娘を出産した助産院もすぐ近くにあって、検診の後に良くウォーキングして帰ったものだ。川崎に住んでいた頃は、ここまで来るのには電車とバスを乗り継がなくてはいけなかったけれど、今では自転車に乗っても20分くらいで到着する。

ここもやはり実家にとても良く似ている。小さい頃の記憶というのはいつまでも色褪せないようで、ここに来ると、実家に里帰りしたかのような懐かしい気持ちになる。一度中学高時代の同級生に写真を見せたことがあって、あまりに景色が似ているので驚いていた。

去年の春にはここで田植え体験をした。そして秋には収穫祭。このときに両親も一緒に連れてきたのだが、父は刈り入れの終わった田んぼに入って、娘のためにいなごを沢山捕まえていた。母が「お父さんが一番楽しそう。」と言うのを聞いて、私もこんな父の姿は久しぶりに見たなあと思ったのだった。

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