今年の初日の出は、茨城県の高萩海岸にて。毎年行われているという、「元旦神輿渡御」が見られるというので楽しみに出かける。6時頃現地について寒い中待っていると、2基の神輿が海岸に。褌一丁の姿で神輿を担ぐ姿にこちらの身も引き締まる思い。こういう神輿の担ぎ手の方は、どこからどうやって集まるのかなあと不思議に思っているのだけれど、聞くと、とにかく祭りとなると神輿を担ぎたくて出かけていくというという人もいるとのこと。
明け方の海に、どんどん入っていく神輿の担ぎ手方。よく見ると、肩にはすごい担ぎコブが出来ていて驚く。外人さんや女性もいたり。側にはカメラを抱えた人がたくさん。テレビの取材が来ていたり、カメラのレンズも、ものすごい望遠のものを付けている人ばかり。よく見るとカメラを抱えた人はみんな長靴を履いていたり、釣り人が着るようなつなぎを来ていたりして、波にも負けずに一緒に海に入っていく。神輿の担ぎ手達は、海に入ったり、また出てきたり、なんども海岸を往復したり。その後ろをカメラを抱えた沢山の人たちがついていく。
日が登ってからは、神輿を海岸に置いて、担ぎ手の方々はみんなで海に入っていった。この日は特別波が荒いようで、神社の方が「こんなに荒れた海は初めてだー」と言っているのを聞く。次々に砕け散る荒波にも負けず、担ぎ手の方々、楽しそう。
雲が多かったので、水平線からの日の出は見られなかったけれど、雲の切れ間から見えた日の出はとても美しかった。今年も良い年になりますようにとお願いしながらシャッターを切る。海岸では、暖かい甘酒と豚汁が振舞われ、みな白い息を吐きながら美味しそうに食べていた。
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