
2011年8月29日月曜日
沖縄旅行その1
7月の下旬から8月の頭まで一週間、野乃子と二人旅に行ってきた。行き先は沖縄。毎回お世話になっている友達の家に、今回もお世話になることになり、チケットを取ったその日から待ち遠しかった出発日。今回お父さんは仕事のため泣く泣くお留守番(ごめんね。)。
2011年8月28日日曜日
パチリ。
お気に入りの一枚。山形で、友達夫婦が営む喫茶店にて。とても可愛いボンちゃん(アメショー柄の雑種猫)とドドちゃん(ミニチュアダックス)が居て、娘は大はしゃぎ。ボンちゃんは、娘に無理やり抱っこされながらも、逃げたりせずにえらいな〜と思っていたら、声を出さないで口だけで「ニャア!」と友達に助けを求めていた。その姿が可愛くてみんなで笑う。友達夫婦の喫茶店を訪れた日のことは、また後ほど…。
2011年8月27日土曜日
久しぶり
しばらくほったらかしてしまったブログ。また少しずつ書き始めようかと思います。娘は心も体もすくすくと成長していき、話す言葉もとても個性的になってきて、それを記録したいなあと思いながら、雑事に追われて日にちばかりが過ぎるこの頃。もう少し一日一日を意識して過ごして行きたいなあと思うのだけど、なかなか…。
娘の夏休みは、本当に夏休みらしい夏休み。海に行き、里山で遊び、親戚に会い、遠くの友達に会い、動物と触れ合い、プールに入り、水遊びをし、よく食べ、よく笑い、良く寝て、時々泣いて。そんな娘の姿を毎日見られることは喜ばしいこと。
もう夏休みも終わろうとしているけれど、夏休みのことを少しずつ記録していこうと思う。夏を越えて、本当に娘は一回り大きくなった。
2011年5月5日木曜日
雨に濡れた緑
以前住んでいたマンションでは、雨が降ると子連れでは出かけるのは一苦労で、ほとんど家にいることが多く、娘も外で遊べないからかストレスもたまり、「明日は雨か〜」と、なんだか気分が沈むことが多かった。でも、この家に引っ越してから雨の日も楽しめるようになった。窓からの景色には本当に毎日元気をもらっており、雨の日もそれは変わらない。この時期は新緑がとても綺麗で、雨に濡れた新緑は更にその魅力を増していて、眺めているだけで落ち着いた気持ちになる。
子供は雨なんかへっちゃらなのは、今も昔も変わらないのか、娘は雨とわかると傘をさし、かっぱを来て長靴を履き外に出かけてしまう。庭で虫を探したり、雨なのに更に草花にお水を上げたり。そんな姿を見ているのも楽しい。雨の降る窓辺を眺めながら本を読む心地良さといったらない。
2011年5月3日火曜日
久しぶりの箱根
だいぶ前になるけれど、箱根彫刻の森美術館で開催されていた「Where is Miffy?」展に出かけてきた。引っ越してきてから箱根には前よりも気軽に行ける距離になったのが嬉しい。箱根は昔から、なんとなく一年に一回くらいは出かけてしまう場所。高校の時にとても仲良くしていた友達と、大学のときに箱根に行ったのがとても楽しかったのだけれど、その友達とは色々事情があって、連絡が取れなくなってしまった。今でもとても悲しいと思っている。いつか連絡が取れたらいいのにとずっと思っているので、時々彼女のことを夢に見る。夢の中で、「ああ、やっと連絡がとれた!すごく嬉しい!」と思っているのだけど、目覚めてみてそれが夢だと知って、何回がっかりしたことか。
悲しい話になってしまったけれど、展示はなかなか面白かった。予想よりスペースが小さかったのが少し残念だったけれど。最後に見たこのmiffyランプがとても可愛かった。家にあったらいいなあと思ったのだけれど、非売品なのだった。残念。
帰りは久し振りに日帰り温泉へ。湯船から桜も見えて贅沢な露天風呂だった。久々の息抜き。
2011年5月1日日曜日
幼稚園が始まってからのこと
でも、出産してから3年と少し、娘とべったりの日々だったのが、娘は娘の世界、私は私の新しい世界が始まって、それは二人にとって、とても刺激ある楽しい日々になっている。毎日、園からの帰り道、「今日はこんなことしたよ〜。」と楽しそうに話してくれるのが私もとても楽しみ。そして私は、園で広報部に立候補し、取材やら広報誌の代割決め、レイアウト作業など、忙しいながらも色々と楽しみのありそうな活動に、少しわくわくしている。
平日は幼稚園の活動をめいいっぱいしてくる娘は、週末になると、お父さんにべったりになる。園でのことを話したり、二人で散歩にでかけたり、とても楽しそう。最近は、私が朝起きると二人がいなかったりもする。そして私は新聞を読みながらゆっくり珈琲を飲める時間が嬉しい。
いろいろとここに記したいこともあるのに、今まで以上に毎日があっという間に過ぎていく。少しずつ思い出しながら記していこうと思う。
※旧ブログのアドレスを知りたいと言う方が何人かいたのでこちらに記します。
http://blossoms.exblog.jp/
2011年4月5日火曜日
最近の読書
地震があった後、最初はテレビのニュースを見ていたのだけれど、なんだかどのニュースを見ても悲しくなってしまうので、次第にテレビは付けなくなってしまい、その分本ばかり読んでいた。この家に引っ越してからは、本当にテレビを見なくなった。たまに見たいドラマや映画があったりするのを新聞欄で確認するのだけど、見忘れることの方が多くて、まあそれならそれでいいやと思ってしまい、本当にテレビを見なくなってしまった。娘も同様に見ないので、子供番組のキャラクターすら全然知らない。たまにテレビをつけていても、娘は「テレビけすからねー!」と言ってすぐに消してしまう。そして娘も同様に本ばかり読んでいる。絵本が本当に好きで好きで、絵本を読み続けていたら何時間でもじっと聞いていると思う。寝るときには、毎日自分で読みたい本を選んで、布団の中で楽しみにして待っている姿は微笑ましい。私も昔から本が好きだったので、同じように本好きに育ってくれるのは嬉しい。そして、確実に娘の語彙は絵本から増えているなあと思うこの頃。時々びっくりするような言い回しをするので、「どこで覚えたの??」と思うけれど、思い出してみるとそれはみんな絵本からの言葉なのだ。その語彙を使って、想像力を働かせて自分だけの物語を作って話してくれたりするので、それもとても楽しい。
私が最近良く読んでいるのは、三浦しをんさんの本。三浦さんは町田で育ったとのことで、4月には、町田を舞台にした直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」という作品の映画が公開される。その関連のイベントが町田では目白押しで、今まで興味はあったけれど未読だった「まほろ駅前多田便利軒」を読んでみた。町田が舞台ということで、まだ引っ越してきて4ヶ月ではあるけれど、これはあの辺かな?これはどの辺りのことだろうか…?などと想像しながら読んでいたら、あっという間に読み終わってしまった。登場人物がみな魅力的で、「これは映画や漫画になりそうだなあ。」と思って楽しく読み終えたら、映画はもちろん、漫画にも既になっていたのだった。納得。その後、三浦さんの著作を立て続けに読み、エッセイなど読んでいたら、三浦さんは漫画(特にボーイズ・ラブ)が好きらしく、なるほど、読んでみた他の著作も男性がからむ作品が多かった。そしてやっぱり映画や漫画になっている作品も多いらしい。それにしても文章がとても上手く読み応えがあり、一冊読み終わるとすぐに次の作品を読んでみたくなる。短編などは、章ごとに全くタッチが違う作品が並んでいたりで、ページを捲るのが楽しかった。エッセイはエッセイで小説とは違ってすごく軽い感じが面白い。でもやっぱり私は小説のほうが好き。wikipediaを見ていたら、「好きな行為は妄想」と書いてあった。いいなあ、妄想。私も妄想は大好き。
三浦さん以外では、辻村深月さんの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」がとても良かった。タイトルが不思議だなあと思って興味も持ったのだけれど、その意味を知ったとき、「ここで出てくるとは…!」と衝撃を受けた。色々考えさせられる内容だったけれど、今の自分にとって、読んで良かったなあと思う作品だった。
2011年4月4日月曜日
食べること
先日、友人家族が遊びに来てくれた。お昼はいつもながらの持ち寄りにしたのだけれど、3家族で持ち寄ったらとても豪華な食卓になった。大勢で食べることって幸せだなあと思える時間だった。
最近の娘はなんだか良く食べる。昔から良く食べる方だったけれど、途中、なんだか遊び食べの時期があって、食卓に座ってもなかなかきちんと食べてくれずに悩んだ時期もあった。でも、周りの先輩お母さん達には「時期が来れば食べるようになるよ」なんて言われていたけれど、最近は、そんな時期があったことを忘れてしまうくらい本当によく食べる。特に、お肉が大好きで、おかずの中でもお肉を探しては「おにく!おにく!」と言ってお肉だけ選んで食べたりする。唐揚げ、ハンバーグ、ヒレかつなんかも大好きで、この間は一口ヒレかつを一人で4枚くらい食べていて驚かされた…。大人よりも食べている。
幼稚園が始まると、一人でお弁当を食べることになるけれど、園の友達と楽しく食べてくれるかな、お弁当には何を詰めようかな、そんなことを考える日々。自分の作ったご飯をもりもりと食べてくれる人がいるのは嬉しい。
ここしばらくは、いわきから避難してきている義両親と一緒に食卓を囲んでいるので、毎日賑やかになる。献立も、私たち家族だけでは作らないようなものを作ったり、量も多いのでなんだか作り甲斐がある。やっぱりご飯は、一緒に食べる人が多ければ多いほど楽しいのではと思う。震災があって、思いがけずに義両親とそんな時間が持てたことは嬉しい出来事だった。
2011年4月2日土曜日
悲しみばかりではいけない
こんな個人的なブログでも、読んでくれている人はいるようで、その中の一人から「最近は悲しみ一色だね」と言われてはっとした。確かに悲しいことは多いのだけれど、そればかりではいけないな、楽しい日常のことも書いていこうと、やっとそんな気持ちになれてきた。
正直、3月の一か月は、何かを書こうとしても、なかなか文章にならなかった。毎日行方不明者の数が減り、その分死者は増え、それがなんだか単なる数字としての報告みたいに捉えてしまうのもつらかった。新聞には、色々な人の記事が載っていて、それを読んで泣きそうになることもしばしばだけれど、逆に、絶望の中から頑張って行こう、ここから立ち上がろうという人達の記事も沢山読んだ。特に娘と同じくらいの子供を失った人、またそのくらいの小さな子が親を失った記事など読むと、自分に置き換えたらこんなに気丈に居られるのだろうか、立ち上がる力すらなくなるのではと思い、涙ばかりが出てしまったのだけれど、そればかりではいけないと、最近になって本当にようやく思えるようになってきた。
季節が春になって、娘の幼稚園入園という行事もあり、私たち家族にも新生活が始まる。前を向いていこうと思った。余震や原発など、まだまだ目の前の拭いきれない不安は多いのだけれど、悲しいことばかりを考えるのではなくて、少しでもあの日常にみんなが戻れるように、何か力になれるようなことを、小さなことでもしていきたい。
写真は家の前のとても立派な桜。満開の時期には毎日のようにメジロ、ヒヨドリ、ツグミなどが桜の花の蜜を吸いに来ていた。朝ご飯の最中に鳥たちの鳴き声が合奏を奏でていて、朝からとても気持ちが良くなる日もあった。玄関から一歩出ただけで、こんな景色を楽しめることにとても感謝している。
2011年4月1日金曜日
知らなさ過ぎて泣けてきた
私は恥ずかしいことに、原発についてこれまで殆ど知らなかった。日本に50基以上も原発があることも知らなかったし、いわきに両親が住んでいるというのに、福島第一、第二原発の場所は愚か、福島に原発があることすら知らなかった。そして、その電力が東京の為のものということも当然知らなかった。もう、本当に知らなさ過ぎて、とてもとても恥ずかしくて涙が出てきた。今回の地震があって、これほどの重大な事故になってしまって、事態がとても深刻なことは分かっているのだけれど、東電や保安院の会見に文句を言う人がいても、自分の無知のほうが申し訳なくて、なんだかそんな気になれなかった。ただただ泣けて来てしまった。
「原発反対!」という運動やブログ、新聞記事などは今までも色々なところで見ていたのに、どうしてその時に真剣に勉強しなかったのだろうかと自分を恥じた。そこで私が勉強していたからといって、何がどう変わるというわけではないのだけれど、こんなにも知らなさ過ぎたのに、いざ事故が起こって「酷い!」なんて言えなくて。それでも悲しさや虚しさだけは日々襲ってきて、なかなか心が平穏にならない。
ちょうど4月2日は忌野清志郎さんの誕生日だった。色々なところで話題になっているけれど、「LOVE ME TENDER」「SUMMER TIME BLUES」の歌詞を改めて読んで驚いた。清志郎さんが反原発の歌を歌っていたことは知っていたけれど、こんなに今の現実に悲しいくらいに当てはまっている歌を、もう20年も前に歌っていたんだもんなあ。清志郎さんが生きていたら、今のこの現実にどんな歌を歌ってくれたんだろう。清志郎さんの命日までもあと約一ヶ月。今頃空の上で、どんな顔で私たちを見ているんだろう。
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